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ゲーム

スリの銀次のポテンシャル

コロナ禍になり、生まれて初めて桃鉄をプレイした。

説明するまでもないだろうが、桃鉄とは社長になって電車で全国を巡り、物件を買いまくって誰が一番金持ちになれるか競うゲームである。

ステイホーム用に買ってみたらハマってしまって、空き時間にコツコツプレイしている。

ゲーム内のイベントの一つに「スリの銀次」というものがある。ある日突然銀次に財布をすられ、所持金の大半を失うという嫌なイベントだ。財布っつってんのに終盤になると300億円くらい盗まれたりする。もはや意味がわからない。

そんなプレイヤーの嫌われ者のスリの銀次に、私はとんでもない感情を抱いてしまった。こいつ、なんかエロくね…?

スリの銀次 こんな感じ

無駄にイケメン。粋な着流しに江戸っ子口調。車掌や文豪といった女心を掴む数々の変装。何よりその大胆に開いた胸元…。

さらにこいつ、京都の旅館の跡取り息子だったがグレて家出、スリに身をやつしたという美味しい設定持ちである。(あれ?江戸っ子は?)

BLだとしたら王道はやはりモブ社長×銀次だろう。10年前に銀次にすられて事業が傾いた社長による復讐下克上。ていうかシチュが万引き(?)取り押さえの上に電車内っててんこ盛りすぎる。実家の家族をネタに脅迫されるのもいいな。

社長を取り合ってボ→社前提のボンビー×銀次もおいしい。社長さんを苦しめていいのはボクだけなのねん的な。キングボンビーになったら豹変するし。どうでもいいがボンビーは作中最も露出が高い。

パッと思いつくだけでこれくらい妄想できる。夢ならどうだろう。悪徳社長に親の会社を乗っ取られた夢主が復讐の為銀次に弟子入りするとか。最初は煙たがってた銀次も夢主が指導の元メキメキ変装能力を身に付けるうち、コスプレ姿を他人に見せるのが嫌になってきて…みたいな。可能性の塊じゃないかスリの銀次…。そもそも本人からして毎回色んなコスプレしまくってるから仕方ない。レースクイーンやJKはともかく、マッキントッシュとかたまごっちは体張りすぎじゃね?

でも調べてもサイドンラインどころか一枚もエロ絵出てこなかった。世界、まだ銀次のポテンシャルに気付いてない…?

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日常

知念くんの彼女

知念くんを知っているだろうか。

知念侑李くん。ジャニーズ事務所所属のアイドルで、00年代後半にデビューし人気を博したHey!Say!JUMPのメンバーだ。

彼はデビュー当時14歳。当時同年代だった私達にとっては身近な憧れのアイドルだった。

ある日私達の中学校に東京から転校生が来た。近所は玉ねぎ畑しかない田舎の中学である。1時間に3本しか電車の来ない田舎である。そんな中東京から来た転校生は、学校中の注目を浴びた。都内住みということは学校帰りに新宿や渋谷に行き放題。雑誌やテレビの中に出てくる遠い憧れの街、東京。ただでさえ目を付けられがちな状況の中、彼女のとんでもない発言で学校中が大騒ぎとなる。何と彼女は「知念くんと付き合ってた」と宣言したのだ。

もちろん嘘。東京にいるだけで芸能人と付き合えるならガチ恋勢は全員都内に転居するだろう。

東京出身なだけで知念くんと付き合える訳がない。嘘に決まってる。そう言って女子達は糾弾した。でも彼女も一歩も譲らない。もしかしたらワンチャン…。

そう、純粋な田舎の中学生達はなんと信じてしまったのだ。その結果彼女のプロフ(※)は大炎上。他校の生徒まで荒らしに来るという大騒ぎになってしまった。

(※ 「前略プロフィール」の事。自分のプロフィールを載せた簡単なブログのようなもので、当時流行っていた)

東京出身というだけでワンチャン知念くんと付き合ってたかもと思える中学生達はある意味ピュアで可愛いが、私の中学校は尾崎豊の世界観一歩手前まで荒れていた為地獄のような叩かれ方だった。彼女も転校先で寂しくてつい嘘をついてしまったのかもしれないが大変だっただろう。

「芸能人と友達だった」という嘘をつく子はちらほらいたが、地域柄ZONEの誰それだとか安倍なつみとかだった。プリ撮ったとか言いつつ絶対見せてくれないんだよな〜。

そしてそんな荒れてた中学生達も、ライブなどに行けば豆粒程度とはいえ生で芸能人を見られる事に次第に気付きだしその手のしょうもない嘘をつく者はいなくなっていった。

歌番組で知念くんを見て久しぶりに思い出した痛々しい思い出でした。

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日常

亀を助けたら大変な事になった話

浦島太郎は亀を助けたら竜宮城に招待された。

ではリアル世界で亀を助けたら一体どうなるのだろうか。

大学生の時、朝の散歩をしていたら道端で何かが蠢いている。何?と近づくと亀だった。亀。緑が多いとはいえ一応都会なのでかなりシュールな光景だ。近づくとデカい。とにかくデカい。20センチ以上はある。小さなアカガメが何年も飼われ巨大化したみたいな見た目。確実にペットが逃げ出したやつだこれ。今思うとほっとけばよかったのかもしれないが、何故か保護して警察に届けなきゃ!という使命感に駆られ後ろから甲羅を掴んだ。

が、これが失敗だった。持つ位置が悪かったのか、亀は首を伸ばし思いっきり指に噛み付いた。ヤバい、デカいだけあって傷が深い。しかも一向に離してくれない。ぶんぶん首まで振って引きちぎろうとしてくる。何とか引き離すと、出血してるが縫うまでは行かなそうで安心した。止せばいいのにもう一度亀を捕まえ、ビニール袋に入れ交番まで持って行く。だって噛まれただけじゃただの馬鹿である。何としてでもこの亀を持ち主に届けなければ。道中亀はビニールをズタズタに引き裂いててマジで凶暴だった。

「あのー、すみません。これ落ちてたんですけど…」と亀を警察の人に見せるとかなり戸惑ってた。そりゃそうだ。落とし物ってレベルじゃない。とりあえずバケツに入れてもらい手も洗う。警察の人は「すごいでかいなーこれ。写真撮る?」と定規と共に写真を撮らせてくれた。いや、ケガしてるのに呑気すぎだろ自分。

「この亀飼い主の所に戻れますかね?近所に大きな亀飼ってる家あるのでそこの子かもしれないんですけど…」

「うーん、たとえそうでも警察からは声かけできないんですよね」

マジか。

「保護はしますが届けが無かったら最終的には処分になってしまうかも…」

げ、じゃあ自分はただ余計なことしただけでは……後悔しても後の祭り。亀を託し心身共に満身創痍の中、自分は病院に行った。

あいにくの休日なので救急外来で応急処置だけしてもらう。亀の行方はとくに教えてもらう事もなく分からずじまい。せめて飼い主が見つかってるといいな…

ちなみに後日化膿してきて病院に行くと「通常見つからないはずの菌が検出された」と宣告され薬を飲むハメになり、完治したもののしばらく大変だった。あたしってほんとバカ…

ちょうど就活中だったので以上の話を就職予備校ですると「それ最高のエピソードだよ!面接で使えるって!!」と熱弁されたが実際には特に使える場面もなくこの件は終わった。そもそも亀を捕まえて通常見つからないはずの菌が検出されるバカを雇いたい企業があったらぜひ声掛けてほしい。

結論。リアルに亀を助けると大変なことになる。

そうだ、浦島太郎だって最終的には老化して人生メチャメチャになってた…。トホホ…。

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日常

ウェディングドレスを着たらプロレスラーがいた

コロナが流行り出した頃に入籍した。こんなご時世式は無理だし、写真だけでもということで記念撮影をすることになった。当時まだそこまでコロナの影響がなかったおかげで写真館も開いており、ドレス合わせをする運びに。

プロにメイクして着付けてもらうとやっぱりテンションが上がる。せっかくだしプリンセスセレニティみたいな可愛いドレス着たいよね〜と調子こいてたが、いい感じのオシャレなドレスはレンタルでも目ん玉飛び出るくらい高かったので、財布と相談しながら気に入ったデザインのドレスを選んだ。

なんだかんだでウェディングドレスである。鏡を見て嘘…これが私…?的なプリンセス気分を味わえる人生において数少ないイベントである。否が応でもテンションが上がる。こんな自分でもディズニープリンセスは無理でもプロの手にかかればオタサーの姫くらいにはなれるに違いない。そんな甘いことを考えていると着付けが終わり、ちょっとドキドキしながら鏡を見た。

え、プロレスラー?

鏡の中にはレスラーがドレスを着て立っていた。肩出しは失敗だった。肩幅機動戦士なのは元々だが、半端に締め付けているせいで筋肉が強調され実際以上にムキムキに見える。色黒の肌も災いして完全に新郎より強そうである。華奢な金色のネックレスもレスラーのそういうアレにしか見えない。無の境地になって試着室から出ると母がいた。ドラマとかでは感動の涙にむせぶはずの母から出た第一声は「ちょw肩幅ww」であった。いや、実際仕方ない。あの子、綺麗になって…とかじゃなくて絶対夫婦喧嘩負けないだろうなとしか思えないもん。

ちなみにウェディングドレスは上はタイトな分スカート部分は膨らませてあるのでかなり大きく重さがあり、着ぐるみを着ている気分だ。下半身は全く見えないので大丈夫だが、腕とか顔もっと痩せておくべきだった…ブライダルエステたっかww写真だけだしいらないよね〜節約節約!とか言ってやらなかった罰をモロに受けながら私は撮影に向かった。

そんな機動戦士ウェディングプロレスラーも、本番ではポーズや写り方を調整してもらいちょっとガタイがいい新婦レベルに抑えてもらった。いやー、プロって本当にすごいね!

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日常

部屋とゴキブリと私

本当にすみません。記念すべき最初の投稿なのにGの話です。

油断してた。引越してから気が付いた。この家、Gが結構出る…。どんなに掃除しても、どんなにゴミの扱いに気をつけても出る。

家の裏が藪なせいか赤ちゃんからラスボス級まで様々なGが換気扇や排水溝から侵入してくるのである。飲食店の上に住んでた時すらこんなひどくなかったぞ。くつろいでいる時、視界の端を突然横切るその黒い塊を見るたび心臓が止まりかける。一時期トラウマになりすぎて扇風機の風で動くビニールにすら飛び上がっていた。

家族は虫がダメなので私が始末する。こういう汚れ仕事は生き物慣れしている私の仕事だ。昔ベランダでハトが襲われて羽や血や肉の海になっていた時も全部私が掃除した。つーか街で暮らしててなんでそんな事件に遭遇してんの??

地元はGがほぼいなく慣れていないがそんな泣き言は言っていられない。武器はスリッパ。古典的すぎるけど丸めた新聞紙は接地面が少ないせいで逃げられやすいし、殺虫剤はペットがいるからダメ。持ちやすく威力もあり確実に潰せるスリッパが一番良いという結論に至った。

相手に悟られないよう、音を殺しじりじりと近づく。逃げ道から迫り逃走経路を潰すのも忘れない。充分に近付いたら、狙いを定め一撃で仕留める。一閃、手応え。丁寧に残骸を処理し床や武器を消毒して終わり。一対一、命と命の真剣勝負。正直この瞬間が一番生きてる実感があるかもしれない。

自慢じゃないが私は今まで見つけたGは全て仕留めてきた。ただの一度も逃したことはない。失業したらGハンターで食べていけないかな…。そんな家庭内Gメンの私だが、このたびゴキブリアレルギーを抱えていることが判明した。(知らなかったが虫って結構アレルギー起こすらしい。ダニ以外にも蛾とか)Gの毒に身体を侵されながらも家庭の安寧のため今日も戦い続けるGハンター…映画化しないかな。

ちなみに叩き潰すのは体液が飛び散ってアレルギーの原因になるのでやめたほうがいいらしいです。自業自得やん。

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はじめまして。chocoと申します。Twitterだけでは飽き足らず、前からやってみたかったブログを開設しました。

ハマってるゲーム漫画から子供時代の思い出までジャンルごった煮気ままに書き散らすブログになりそうですが、よろしくお願いします。