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ウェディングドレスを着たらプロレスラーがいた

コロナが流行り出した頃に入籍した。こんなご時世式は無理だし、写真だけでもということで記念撮影をすることになった。当時まだそこまでコロナの影響がなかったおかげで写真館も開いており、ドレス合わせをする運びに。

プロにメイクして着付けてもらうとやっぱりテンションが上がる。せっかくだしプリンセスセレニティみたいな可愛いドレス着たいよね〜と調子こいてたが、いい感じのオシャレなドレスはレンタルでも目ん玉飛び出るくらい高かったので、財布と相談しながら気に入ったデザインのドレスを選んだ。

なんだかんだでウェディングドレスである。鏡を見て嘘…これが私…?的なプリンセス気分を味わえる人生において数少ないイベントである。否が応でもテンションが上がる。こんな自分でもディズニープリンセスは無理でもプロの手にかかればオタサーの姫くらいにはなれるに違いない。そんな甘いことを考えていると着付けが終わり、ちょっとドキドキしながら鏡を見た。

え、プロレスラー?

鏡の中にはレスラーがドレスを着て立っていた。肩出しは失敗だった。肩幅機動戦士なのは元々だが、半端に締め付けているせいで筋肉が強調され実際以上にムキムキに見える。色黒の肌も災いして完全に新郎より強そうである。華奢な金色のネックレスもレスラーのそういうアレにしか見えない。無の境地になって試着室から出ると母がいた。ドラマとかでは感動の涙にむせぶはずの母から出た第一声は「ちょw肩幅ww」であった。いや、実際仕方ない。あの子、綺麗になって…とかじゃなくて絶対夫婦喧嘩負けないだろうなとしか思えないもん。

ちなみにウェディングドレスは上はタイトな分スカート部分は膨らませてあるのでかなり大きく重さがあり、着ぐるみを着ている気分だ。下半身は全く見えないので大丈夫だが、腕とか顔もっと痩せておくべきだった…ブライダルエステたっかww写真だけだしいらないよね〜節約節約!とか言ってやらなかった罰をモロに受けながら私は撮影に向かった。

そんな機動戦士ウェディングプロレスラーも、本番ではポーズや写り方を調整してもらいちょっとガタイがいい新婦レベルに抑えてもらった。いやー、プロって本当にすごいね!

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